一般的には「病気ではないが、健康とも言えない状態。あるいは、はっきりとした病気に陥る以前の軽微な予兆が見られる状態」というように言われています。
しかし正確には本人がつらいと感じていれば、未病もまた病気と言えるのです。
人の身体は主に12本の気の流れで出来ています。その気や流れの状態に異常が生じると起こる現象が病的な症状です。気は熱気ですから、気が異常に集まれば炎症が起こります。その熱が高ければ高いほど症状は重篤になります。人の身体はタンパク質で出来ているので、温度の上昇とともに組織は変性します。卵がゆで卵になるのと同じです。すると、本来分泌していたものを分泌できなくなったり、潰瘍になったり、がんになったり、様々な症状が起きます。この熱気の集中がまだ小さな段階が未病です。
熱気が集まるところがあれば、反対に熱気が空虚になるところも現れます。そこでは異常に冷たくなり、生体の本来の機能が発揮されなくなってしまいます。
いずれも未病という段階で熱気を正常に戻してあげれば大きな病気には至らずにすむのです。
さくらガーデン鍼法院の治療は鍼を使ってツボに働きかけ、気を動かしていくので未病の内に正常にもどしていくことができるのです。