生命の火です。
この気には一定の流れがあります。
太平洋の中の親潮や黒潮と同じです。
自然現象です。
一方、私たちの全身は体液に満ちています。
これを津液(しんえき)と呼んでいます。
津液は血液、消化液、涙、汗、その他あらゆる液を含み、特に大切なのは細胞の内液や外液です。
私たちの生命活動がスムーズに行われているのです。
つまり気の流れと津液の流れは同一と考えても構わないでしょう。
血液は心臓から噴出されると1分後には再び心臓に戻ってきます。
このジェット噴流が実現されているのも気の流れにのって動いているからです。
気の流れは
津液の流れとともに
基本的な生命活動の原理となっているのです。
六臓六腑の活動、
細胞の代謝、
物質の輸送、
すべて気の流れが原動力となっています。