当院では、今からおよそ3000年前に著された「素問・霊枢」という医書に基づく医学を伝承して治療を行っています。
この医学では、人を自然現象の一つとして捉えています。
そして人の心身は、主に12本の気の流れで形成・維持されていることを解明しています。
高血圧にも、本当の原因がちゃんとあります。
血圧を薬で下げるのが治療ではありません。
それは単なる対症療法に過ぎません。
本当の原因を取り除く必要があります。
それは人の生きる本質である気の流れの異常を治していくことです。
12本の気の流れを正常に戻すことで治っていくのです。
これが根本治療です。
高血圧を引き起こす主な原因は、足少陽という気の流れの異常です。
この流れが氾濫しているのです。
そこで氾濫した気を減らして、ゆったりとした元の流れに戻すと、心身もゆったりとしてきます。
とても楽になります。
高い血圧も自然と下がっていくのです。
例えば、高血圧はヤカンのお湯が沸騰しているのと同じです。
沸騰を止めるには、火元のガスを止めるのが一番です。
同じように、高血圧を鎮めるには、氾濫した気を減らせばいいのです。
氾濫した足少陽が元にもどると、血圧は自然に下がっていきます。
とても楽になります
また、足少陽の氾濫は、高血圧だけでなく、他に様々な症状を引き起こす可能性があります。
例えば盲腸炎(虫垂炎)、偏頭痛、耳鳴り、肩こり、目の病気(近視・遠視・乱視・緑内障)、眼精疲労、強いストレス、足首の捻挫、嘔吐、難聴、めまい、帯状疱疹 等々です。
もちろん、病名がつかない自分だけが感じる不調もあります。