気を操作する治療などお聞きになったことは無いかもしれませんね。
これはどの施術院に通院するにあたっても言えることですが、「一体どんな病気の人が利用しているんだろう」、「自分に向いているのかな」、「実際はどんなことをするんだろう」、などと様々な疑問をお持ちになるかと思います。一つ一つの疑問にお応えしていきます。初回の通院前に知っておきたいことについて、お問い合わせをお待ちしております。
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数年前から手の指に痛みが出て困っています。
特に右手の中指が痛みます。
左手も中指がちょっと違和感がありますが痛みというほどではありません。
最近では右手は痛みだけでなくちょっと曲がってきています。
成形外科に行くと年齢的なものだから心配ないと言われます。
血液検査をしてもリュウマチとかではありません。
原因が分かりません。
このまま痛みがひどくなってさらに曲がってしまうのかととても不安です。
私は52歳女性です。
自分ではまだそんなに高齢ではないと思っています。
しかし年齢のせいなのでしょうか。ご相談メールありがとうございます。
指の痛みと変形ですね。
中指というお話しですね。
手の中指には手厥陰(てけついん)という気の流れが通っています。
おそらくこの流れが氾濫しているのだと思われます。
気の流れは主に12本ありますから手厥陰だけの問題ではないかと思いますが
この症状の主な原因は厥陰のトラブルだと思います。
実際に12本の気の状態を診なければ断定できませんが、
手厥陰を調えながら他の流れの様子を診て行けば解消するでしょう。
手厥陰の流れは下図のようになっています。
参考になさってください。
この流れを見ると
手のひら~肘~腋窩を通っていますから
手のひらの熱感・違和感・多汗
肘の痛み・変形
腋窩の多汗
赤ら顔
胸の違和感・痛み・動悸
等の症状も起きる可能性があります。
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メールありがとうございます。
ツボとは気の流れにある気の出入り口で、様々な特徴を持っています。
気を減らすツボ、増やすツボ、熱を取るツボ、痛みを取るツボ、色々です。
そして気を操作できるツボは、両ひじ・両ひざより先端にしかありません。
だから私の治療は座位で、両ひじ・両ひざを出して行います。
なぜ両ひじ・両ひざより体幹寄りには気を操作できるツボがないかといいますと、
両ひじ・両ひざより体幹近くになると
気の流れが互いに交じり合って特定の流れを操作しにくくなるからです。
お便りの中に「血行が悪い」と書かれていますが
血は気の流れに乗って動きますから
実際のところは「気の流れが悪い」ということかもしれませんね。
すべての体液は血液も含めて気の流れに乗って動きます。
悲しくなれば涙が出るし
美味しそうなものを診れば涎が出ます。
気の動きが起こしているのです。
私たちの生きるしくみは気の流れにあります。
心も体も気の流れがつくっています。
だからこの流れを調えることは心と体の健康に絶対必要なことなのです。
色々な症状を改善していくのにこれが一番早くて確実な方法ではないかと信じています。
気の流れが綺麗になれば貴方のお悩みの冷えや肩こりは自然に解消されると思います。
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メールありがとうございます。
私自身がアトピーで苦しんで治療法を探し続けてやっとこの鍼治療に出会いました。
98年7月のことでした。
あの7月の暑い日、最初に治療を受けた後
私は「この治療しかない!」と思い、
すぐに先生に弟子入りしてこの鍼治療の勉強を始めたのでした。
私にはアトピーだけでなく
全身の関節変形、無排便、無月経、喘息、不眠、その他の病気がありました。
98年に初めて治療を受けてから今年で27年になります。
その間に私は自分も鍼灸師になり治療院を開院しました。
10年ほど前に先生が亡くなられてからは自分で自分を治療していますが
今ではアトピーだけでなくすべての病気を克服することができました。
届いたメールだけでは分かりませんが
皮膚病は皮膚が悪いからおきているのではありません。
皮膚病の原因は皮膚にはありません。
だからもし皮膚を移植したとしても治りません。
もともと皮膚が悪いわけではないからです。
では皮膚病の原因は何かというと、
大元は大腸にあります。
ひとの表皮は肺と大腸の熱気で守られています。
大腸は消化器官の最後の部位で最も高い熱を発するところです。
米やイモなどを発酵して酒を造る時、最終段階で高い発酵熱が生じます。
これと同じように消化の最終段階の大腸では
全身のなかで最も高い熱が生じるのです。
その熱が直腸から肛門を通じて腰から下を包んで守ってくれているのです。
そして一方肺は体幹の最上部にあって
心臓を包んでいます。
心臓は一時も休まず死ぬまで動き続けているので
高い熱を発しています。運動熱です。
これを包んでいる肺は外気を常に取り込んで
心臓の熱を冷ましています。
心臓の空冷装置というわけです。
肺の清く冷たい熱気は胸から上を包んで
上半身を守っています。
頭の脳はいわゆるコンピューターで熱に弱いですから
首という関所を作りつつ
(首は狭く、体幹の熱が頭にいくのを防いでいます)
さらに肺の冷たい気も脳を守っているのです。
大腸は強くて高い熱気、
肺は清くてつめたい熱気、
これらが全身の表皮を守っています。
何かの理由で大腸の熱気が氾濫したりすると
その悪い余分な熱気が肌にでて起こすのが
皮膚病です。
潰瘍、イボ、皮膚がん、アトピー、黒子、シミ、その他
皮膚の問題の基本には必ず大腸の熱気があります。
先ずは大腸を診ることです。
アトピーは必ず完治します。
それは私の経験から自信を持って言えることです。
Iさん、勇気をもって完治に挑んでください。
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一か月以上前に肺炎をおこして一週間ほど寝込んでしまいました。
今は通常の生活をしているのですが、咳だけが残っていて治りません。
空咳のような咳です。
もう一か月も咳をしています。
いつもマスクをしていますが、電車などではやはり気になります。
先生の鍼で治すことはできるでしょうか。
やはり何度か治療をするようでしょうか。
肺が悪いのでしょうか。ご相談ありがとうございます。
一か月以上咳が続いているのですね。
咳が止まらないとは辛いですね。
咳の原因が肺とは限りません。
この医学では「五臓は喘咳す」といって「五臓のうちどれの異変も喘咳の原因になりますよ」と教えています。
五臓とは心臓・肝臓・肺臓・脾(膵臓)・腎臓です。
貴方の咳の原因が何かはご相談だけでは分かりませんが、脈診をすれば分かると思います。
おそらく気の流れのうちどれかが氾濫しているでしょう。
それを治めれば咳は自然に止んでいくと思います。
何度の治療が必要かはやってみないとわかりません。
一か月も続いているので、一度の治療では難しいかもしれません。
しかし気の流れを調えれば治ると思います。
気持ちも明るくなり、肩や背中の凝りなども楽になるでしょう。
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ご相談ありがとうございます。
「気の流れに沿って起きる」というのは文字通りそのままです。
お便りにある「バセドウ病」と「蓄膿症」は
喉と鼻の病気ですね。
喉と鼻には複数の気の流れが通っています。
特に喉にはとても多い流れがあります。
だからこのお便りだけで貴方の病気の原因を決めつけることはできませんが、
足陽明(あしようめい)という流れに基本的な問題があるのではないかと考えます。
足陽明は 頭、鼻、喉、乳頭、臍横、鼠径部、膝、足首、人差し指へと
流れています。
ですから鼻や喉の病気を起こしやすいのです。
乳がん・乳腺炎などの胸の病気、
鼠径ヘルニア・大腿骨の病気、
膝や足首の病気などがあります。
気の流れには12種類ありますから、
足陽明だけの問題ではないと思いますが、
貴方の病気の基本には
足陽明の問題があると考えられます。
胃のトラブルも起きるかもしれません。
足陽明を中心に治療をしたら
バセドウ病も蓄膿症もとても楽になるかもしれませんね。
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以前、先生の著書を読んだ時、治療は午前中が良いと知りました。
なぜ午前が良いのですか?
自分は仕事の都合で先生の所へ行くのが午後になることも多いかと思います。
午後ではダメでしょうか。 -
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先日難聴の相談をしたAです。
先生に盲腸炎や偏頭痛のことを言われてビックリしたので続けてご連絡いたしました。
実は10年ほど前に盲腸炎をしました。
それから偏頭痛には昔からずっと悩んできました。
生理痛と偏頭痛のために鎮痛剤を手放すことができません。
こういう症状も改善できたらとても嬉しいです。 -
15年前の突発性難聴と今回の聴こえの問題は関係あると思います。
なぜかと言うと難聴の原因が少陽という気の流れのトラブルだからです。
おそらく昔から少陽という気の流れが悪かったのでしょう。
Aさんの生まれながらの持病かもしれませんね。
足少陽の流れは下の図のようになっています。
耳周囲をグルブル回っていますね。
少陽の病気には
耳のトラブル以外に偏頭痛・首~肩の痛み・盲腸炎・視力低下・帯状疱疹などがあります。
もしかしたらAさんには将来こうした病気になる恐れもあります。
反対に少陽を治していけば難聴の改善も期待できますし
将来の病気も防げるかと思います。
ほとんど聴こえなくなった耳の改善は治療をしてみないと分かりませんが
今悪化傾向にある方は改善できるかもしれません。
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ご質問のメールありがとうございます。
実際に鍼治療で高血圧を改善しております。
治療の多くは氾濫した気を減らしていきます。
私たちの心と体は主に12本の気の流れでできています。
気とはあなた自身です。
ご両親の精子と卵子が結びついた時に発生したものです。
気は胎児の内臓の成長とともに一定の流れを持つようになります。
それが主に12本の気の流れとなります。
この流れはとても正確です。
12本それぞれが一定の気の量で、一定の部位を、一定の時間に流れます。
だから少しでも変動がおきると私たちは心や体に違和感を覚えます。
高血圧とは、いわば血液が沸騰したような状態です。
つまり氾濫した気が血液を猛スピードで流しているのです。
熱気が高まれば液体の速度は上がるのです。
例えばお湯の沸騰を止めるには火元を消すのが最も簡単で確実です。
同様に血液の猛スピードを止めるには氾濫した気を減らせばよいのです。
12本の気のどれが氾濫しているかを診断して治療していきます。
ツボには気を減らすツボ、増やすツボなど色々な種類があります。
実際にはツボに鍼を刺入して行います。
この医学はおよそ3000年前に創られた「素問霊枢」という医学です。
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治療はどのくらいの頻度で、期間はどのくらいですか?
頻度、期間、ともに患者様お一人お一人違いますので、治療を始めてみないと分りません。
急性疾患は1回~2回で治ります。
しかし慢性疾患(アトピー・癌・高血圧・糖尿病その他)の治療はそうはいきません。
週に1回から2回の治療を続けていく必要があります。
「え~、そんなに?」なんて暗い気分にならないでください。
なぜなら、治療を始めると身体の色々なところが良くなっていくのが分るからです。
白髪が黒くなったり、顔のシミやシワがとれたり、あきらめていた痛みがとれたり、便秘が治ったり、本当に色々です。
楽しんで治療をすすめられます。
気が付くと1年ぐらいすぐに経ってしまいます。
この経験から改めて自分の身体を見直して生まれ変わるチャンスにして欲しいと思います。
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この鍼治療の特徴はどんなことですか?
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治療時間はどのくらいですか?
治療時間は約90分です。
最初に脈診をいたします。
脈が落ち着くのに数分かかりますので、
治療予約時間の5分前くらいには治療室に入っていただきます。 -
先生のところは、どんな鍼治療なのですか?
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お便りありがとうございます。
蓄膿症はつらいですね。
私も子供の頃いつも鼻がつまって、週2回くらい近くの耳鼻咽頭科クリニックへ通っていました。
3年くらい通いましたが治りませんでした。しかし今現在は鍼治療のおかげで完治しています。
私の鍼治療は「素問霊枢医学」に基づくもので、気の流れを調える鍼灸です。
私たちの体と心は主に12本の気の流れでできています。
この流れが私たちが生きる原理なのです。
だから気の流れが大きく変動すると、私たちは体やこころに違和感や痛みやつらさなどを感じるのです。
つまり鼻のどの症状も多くはこの2本の気の流れの変動が原因になっているのです。
もちろん他の流れにも変動はありますから、その他の流れも診ながら治療していきます。
流れの変動が治まってくると、鼻やのどはとても楽になってきます。
この治療の特徴は自然治癒的に改善することです。
治療は手足のツボに鍼を刺入して行います。
なぜ手足を使うかというと、肘や膝をこえて体幹に近くなると気の流れは何本もつながりはじめて操作しにくくなるからです。
手陽明は指先から肘までのツボを、足陽明は指先から膝までのツボを使って操作します。
治療は座位です。
治療中は多くの患者さんは眠ってしまいます。
椅子に座った姿勢なのに、気が調ってくるととても気持ちがよくなるからです。
1回の治療は約90分で、最初は週に1回ぐらい行います。
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4~5年前くらいからうつ病になりました。42歳女性です。結婚はしていません。2年前までは会社にも勤務していました。それほど重症ではなかったのです。しかし2年前に一緒に住んでいた母がコロナで亡くなってから会社へ行けなくなってしまいました。朝起きるとめまいがしたり、吐き気がしたり、片頭痛がしたり、人が怖いような感じがして外へ出られなくなってしまいました。病院へ行かなければならないし買い物もしなければなりません。無理をして家から出るのですが、冷や汗が出たりして気分が悪くなります。病院でもらう薬は意識がもうろうとするようで、最近は飲みたくありません。薬でなく、できれば鍼で治すことはできないでしょうか。薬はもう飲みたくありません。いかがでしょうか。
おたよりありがとうございます。
お母さまがお亡くなりになったことも大きなショックだったのでしょう。
大変でしたね。
こころと体は一体ですから、体の不調がこころに影響しますし、反対にこころの不調が体に影響します。
人のこころと体は12本の気の流れで毎日形成・維持されています。
気の流れの変動が体を変化させ、こころも変化させます。
気の流れに問題が無ければ心も体も健やかです。
ではこの「気」はどこからきているのでしょう。
それは貴女が毎日食べている飲食物なのです。
食べるものはすべて生き物です。
ですから私の鍼で心と体を治していくためには毎日の食事を見直していただく必要があるかもしれません。
鍼治療と並行して貴女の生活習慣も変えていただく様になります。
おそらく足少陽や足陽明などの気の流れを主に治療していくことになると思います。
治療は貴女の生活習慣なども二人で話し合いながら鍼で行っていきます。
気の流れが落ち着いてくると心は楽になってきます。
同時に体の症状も起こらなくなります。大丈夫です。
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不妊治療中ですが、胚移植前日に施術して頂いて効果はありますか?
あと駐車場はありますか?私の鍼治療は身体を治す治療なので、みなさん自然な形で妊娠しています。
Sさんの年齢がわかりませんので参考になるか分かりませんが、
先日も結婚18年の方が42歳で初めてのお子さんを出産されました。
産後5週間の頃、連れて来てくれたのですが、とても健康で丸々した女の子でした。
ご主人もそれはそれは喜んで私も泣いてしまったくらいでした。
ところで、Sさんのご相談ですが、胚移植など病院での治療と並行されても、その効果は上がると思います。
母体の状態が良くなるからです。
実のところ、私のところでは病院での不妊治療をやめたり、最初から病院での治療を受けたことがない方がほとんどなので、並行した治療の実績がありません。
しかし妊娠しない母体が鍼治療で妊娠していますので、病院での治療と並行して効果が下がるはずはないと思います。
週に1回ぐらいの治療を続けていきながら、食生活なども考えていきます。
早くお子さんに恵まれることをお祈りしております。
私の治療院は茅ヶ崎駅から徒歩3~4分でして、我が家の敷地内には駐車場はありません。
家の前に有料の「times」があります。また近くにイトーヨーカドーの駐車場、銀行の駐車場、駅ビルの駐車場その他があります。
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Gさんの年齢がわかりませんので、小学生のころからといわれても一体何年前からなのか不明ですが、病気の体質と言うのはありません。
病気には必ず原因があります。
もちろん生まれつきの遺伝性疾患というのはありますが、おそらくGさんの場合は違うとおもいます。
生活習慣からくる病気だと考えます。間違った生活習慣から気の流れに変動をおこしているのです。
症状をお聞きしているだけなので、想像ですが、足陽明・少陽に大きな変動があると思われます。
気が氾濫しています。もちろん気が不足している流れもあるかもしれません。
しかしきちんと気を操作して気の流れを調えていけばこころの問題であるうつ病も、いろいろな体の症状も自然に解消されていくと思います。
生まれつきの遺伝病などでなければ、病気の体質というのはありません。
きちんとした治療をしていないから、こじれてしまうのです。
治療を続けながら生活習慣もGさんに合ったものに変えていけば、多くのお悩みは解決できるでしょう。
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42歳女性です。専業主婦です。
とてもひどい浮腫みに悩んでいます。脚全体はもちろん、顔もパンパンです。朝は手の指もパンパンで手を握れないほどです。
病院で色々な検査を受けましたが、異常は見つけられません。
全身が重くてとても毎日不快です。家事をするのも嫌です。
以前は、子供に手がかからなくなったら働きに出たいと思っていましたが、今は全然そんなことを考えられません。毎日憂鬱で仕方がありません。
先生の所では、原因不明のこんな浮腫みをどのように治療していくのか、また治るのか知りたくてメールしました。メールありがとうございます。随分重症な浮腫みのようで大変ですね。
実際にお会いして脈診をしてみないと詳しいことはお話しできませんが、おそらく土経という気の流れに原因があると思います。
土経というのは、肉をつかさどる気の流れです。具体的には足陽明や足太陰という流れです。
こういう流れが乱れると、肉が膨張します。水を飲んだだけで太るというような状態です。おそらく貴女の浮腫みは肉がひどく膨張した結果ではないでしょうか。土経を調えていけば自然と治っていくと思います。
鍼で気を操作して調えていきます。
体調が相当きつければ集中治療も良いと思いますが、食事に注意しながら週に1回の治療でも治していけるのではないでしょうか。
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数年前から顎が開けられなくて困っています。
病院へ行っても異常がみられなく、精神的な問題だと言われました。自分としてはストレスなどを特に感じているわけではありません。先生の所ではこんな問題を治療していただけるのでしょうか。毎日歯をみがくこともできませんし、食事もとても不便です。野菜など小さく切って煮たものしか食べられないのです。 -
15年ほど前から坐骨神経痛で悩んでいます。
最初は「ちょっと痺れるな」というぐらいでしたが、年々ひどくなってきて、最近はあまり歩けなくなってきました。
何度か鎮痛剤を注射しましたが、もちろん痛みがちょっとの間楽になるだけです。
藤田先生のところを友人から紹介されましたが、こんなに治らないものを、どうやって治療していくのか、教えてください。ご相談ありがとうございます。
足腰のトラブルは生活の質に関わりますので大変ですね。
問題の坐骨神経痛ですが、おそらく足太陽という「気の流れ」に異変があると思われます。
もちろん1本の「気の流れ」だけの問題とは考えられませんが、それは実際にお会いして診させていただかないと何とも言えません。
さて足太陽という「気の流れ」ですが、写真のように背骨(緑色の線)の両脇に流れている2本の黒い線です。
背中からお尻、太ももからふくらはぎなど体の後背部を流れています。
ですから、この流れに異変があると、背中、腰、お尻、太ももの後ろ、ふくらはぎ、などに症状が出るのです。
この「気の流れ」が氾濫していると考えられます。
治療は、氾濫している気を減らして元の穏やかな状態に戻すことです。
治療時間は、1回90分ほどです。
何回の治療で改善するかは、診てみないと何ともいえませんが、坐骨神経痛以外の症状も消えていきますので、全身の改善という治療になっていくと思います。
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最近食欲がすごくてたくさん食べてしまいます。こんな相談はありますか?
お腹が空いているわけでもないのに、食べることが止められません。
自制心が普通の人より弱いのか分かりませんが、こんな自分が情けなくて落ち込みます。
食べ始めると止まりません。お腹は空いていませんが、食後の満足感が感じられないのです。
いくらでも食べたくなります。
精神的な問題なのでしょうか。精神科へ行ったほうがいいのでしょうか。
摂食障害なのでしょうか。
不安です。安定剤といった薬は飲みたくありません。
何しろ食欲を我慢できない自分が情けなくて、人格的な問題なのか、とても落ち込んでいます。ちゃんとした量を食べているはずなのにもっと食べたくて仕方がない、満腹感や満足感が感じられない、という状態ですね。
それは精神的な問題ではありませんから不安に思う必要はありません。ちゃんとした病気の症状です。
足陽明という気の流れの異常です。ですからこの気の異常を元に戻せば治ります。
一般的には確かにこのようなケースは摂食障害と呼んで精神疾患の一つのように思われていますが、全く問題ありません。
「胃は野原」という例えもあるように、胃には際限のないキャパがあり、これが胃の特徴でもあります。
この胃の気の流れが氾濫している状態です。
ですから気を減らす治療をしていけば自然と治ります。
あなたの心の問題でも自制心の問題でも人格の問題でもありません。
ただ、足陽明という気の流れがそういう状態になってしまっているだけです。
補足ですが、足陽明以外に足太陰という気の流れも同時に氾濫を起こしていると、ただ食欲が増すだけでなく、特に甘いものが食べたくて仕方がなくなります。
人によってはアイスクリームを洗面器一杯食べても気がすみません。
ケーキをワンホール全部食べてもだめです。
大福を何十個も食べたりします。
足陽明と足太陰が悪くなるとその様な状態になってしまうのです。
病気の症状の一つです。精神疾患ではありません。
また、精神疾患として治そうとしても治りません。
気を操作して元に戻せば自然と治っていきます。
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ご相談ありがとうございます。
そうですね、お一人で悩んでしまうととてもつらい毎日だと思います。
私の所では、治療の基本はもちろん鍼治療ですが、生活習慣のアドバイスもかなり徹底しております。
「不妊に生活習慣?」と思われるかもしれませんが、とても重要な問題なのです。
それは、ただ妊娠すれば良いというものでなく、健康な赤ちゃんを産めるようにするためです。
先ず妊娠に至らない大きな原因を脈診で探ります。
私たちの心身は主に12本の気の流れで形成・維持されています。
どの気の流れの異変が問題で妊娠しないのか、そこを治していかなければなりません。
これが実際の鍼治療の目的となります。
そしてもう一つは生活習慣の見直しです。
悪い気の流れを見つけられればその流れを助けるような生活習慣をしていかねばなりません。
不妊で多くの場合問題となるのは足厥陰(あしけついん)という気の流れの異変です。
この気の流れが氾濫している場合が多いのです。
鍼治療でこの氾濫した気を減らしていきます。
一方で気を増やさない食事をしていただき、気を減らすような運動をしていただくのです。
治療と生活習慣の改善で治療効果を倍増させるようなことです。
これまでの治療経験ではこの方法で、病気を持たないとても健康な赤ちゃんが多く誕生しています。
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もちろんご相談歓迎です。何となく不調とか、もっとすっきりしたいとか、生活を見直したいとか、そういう方には私の鍼治療はとても喜んでいただけると思います。
何故なら未病を治せる治療だからです。人の心身は主に12本の気の流れで形成・維持されています。この気の流れが異変を起こすと私たちの心身に様々な症状が現れるのです。
異変が小さい内は些細な症状が出たり消えたりしています。症状が出ているとはちょっと分かりません。これが未病です。しかし気の流れの異変が大きくなってしまうと症状は固定されて不快なもの、つらいものに移っていきます。
私の治療では12本の気の流れを診て正常な流れに戻していきます。小さな気の流れの異変も見つけて治します。つまり小さな心身の異変も治せるのです。未病も治せるということです。病気ではないけど、ちょっと気になる。もっと身体をメンテナンスしたい。という方には最適だと思うのです。
また治療と並行して生活習慣のアドバイスも進めていきますから、気持ちも前向きに楽しく治療を続けていけます。
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どんな治療なの?
原則的には体表のツボへ鍼を刺入します。
鍼は髪の毛ぐらいの細さです。
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普通の鍼とは違うの?
違うなら、どこが違うの?
教えてください。 -
服治療に際して服装はどのようなものがよいですか?
何か持参するものはありますか?両ひじ、両ひざを出せるような服装を準備してください(Tシャツと短パンなど)。
治療を始めると多量の汗などが出ることがありますので、着替えも準備されるといいかもしれません。
また、手足から湿気が出ることもありますので、タオルを1枚お持ちになると安心です。
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治療効果を一番高めるために留意するべきことは何ですか?
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治療はどのくらいの頻度で、どのくらい続けるようですか?
頻度、期間、ともに患者様お一人お一人違いますので、治療を始めてみないと分りません。
急性疾患は1回~2回で治ります。
しかし慢性疾患(アトピー・癌・高血圧・糖尿病その他)の治療はそうはいきません。
週に1回から2回の治療を続けていく必要があります。でも暗い気分にならないで。
なぜなら、治療を始めると身体の色々なところが良くなっていくのが分るからです。
白髪が黒くなったり、顔のシミやシワがとれたり、あきらめていた痛みがとれたり、本当に色々です。
楽しんで治療をすすめられます。気が付くと1年ぐらいすぐに経ってしまいます。
この経験から改めて自分の身体を見直して生まれ変わるチャンスにして欲しいと思います。
鍼灸院を含む施術院は、日本においてコンビニの総数以上あるとも言われているほど様々な治療法が存在します。施術を担当する先生の腕も様々で、腕の良い先生でも悩んでいる不調との相性が良くないというケースも少なくはございません。
鍼を用いた古代中国発祥の施術法の特長や、克服までに必要な施術期間の目安、服装などの持ち物についてなど、わからないことがございましたらお電話やメールにてお問い合わせを受け付けております。茅ヶ崎にて、皆様が悩んでいらっしゃる不調克服の一助となれるよう丁寧に施術いたします。