私たちの心身は主に12本の気の流れで形成・維持されています。
もちろん膝もそうです。
膝には6本の気が流れています。この中で1本でも異常を起こすと膝に何らかのトラブルが生じてしまいます。
その中でも足陽明という流れの異常が大きく影響します。足陽明の気が増えすぎて流れが氾濫していることが多いのです。
氾濫の状態によって、あるいは残りの5本の気の流れの様子によって膝トラブルの内容は変わってきますが、まずしなければならない事は増えすぎた気を減らすことです。
気の流れの中にはツボという気の出入り口が全身に約360個あってそれぞれ個性を持っています。気を減らすツボ、増やすツボ等々です。
気を減らすには気を減らすツボに鍼を刺入して気を操作していくのです。
少しずつ気が減って元のゆったりした流れに戻ると膝の症状は自然に消えていきます。
溜まった水は無くなり、変形はまっすぐに、そして痛みもきえます。
自然治癒的にとても楽になっていきます。