全身を網羅して流れています。
1日で全身を1周する流れ、1日で60回めぐる流れ、30分で1回めぐる流れ、等々色々ありますが、この「気の流れ」によって私たちの体がつくられ、心が醸し出されているのです。
治療には、30分で一周身する「気の流れ」を使います。
これは、今からおよそ3500年前にまとめられた「素問・霊枢」という医学のお話しです。
「気の流れ」は目には見えませんが、とても正確です。
過去や未来の星の位置を、きちんと計算できるほど正確です。
同じように、私たちを生かしている「気の流れ」もとても正確です。
だから、この「気の流れ」に異変が起きると、私たちは心や体に苦しみを感じるのです。
膝痛も例外ではありません。
膝には6本の「気の流れ」が走っていますが、その中で足陽明という流れが氾濫すると、膝に色々な症状が起こります。
痛み、変形、水が溜まる、等々です。
こういうトラブルから解放されるには、氾濫した気を減らして、流れを元のゆったりした状態に戻さねばならないのです。
また、それが一番早くて簡単な方法なのです。
流れが元のゆったりした状態に戻ると、心も身体もとても楽になります。
この方法でこれまで多くの膝痛を解決してきました。
今度はあなたが挑戦する番ですよ。
Q
A
ご質問ありがとうございます。
手の少陽を調えるという治療のことですね。
癌によらず糖尿病など他の患者さんもそうなのですが、
病気が進行すると多くの場合、手の少陽の脈に異常が出てくるのです。
私の治療は脈状に応じて行いますので、
必然的に手の少陽を治すことになります。
もちろん病気が進行しても手の少陽の脈に異常が出てこない患者さんもいます。
その場合はその患者さんの脈状に応じて治療を進めます。
脈は同じ病気でも患者さんによってまったく違います。
だから患者さんによって治療も違うのです。
ただこれまでの経験から
手の少陽の異常がある場合はこれを注意深く治していくと癌は転移を起こしにくいということです。
例でお話しした患者さんは、癌になる前から治療をしていたので手の少陽を十二分に治療できた、ということです。
だから癌がとても大きくなっても転移はまったく起きなかったのです。
Q
A
手の少陽を調えるという治療ですね。
ここに大腸癌の治療記録がありますのでご紹介いたします。
以前から当院でアトピー性皮膚炎の鍼治療をしていた患者さんの記録です。
皮膚病の大きなの原因は大腸の熱ですので、大腸癌ができても不思議はない患者さんでした。
癌が発見されたのは25年6月です。
医者が驚くほど大きなS字結腸癌で腸閉塞になるところでした。
緊急入院でした。
誰もがリンパ管へ浸潤しているだろうと思いました。
しかし術後の病理検査ではリンパ管、リンパ節、神経周囲、いずれにも侵襲が見られませんでした。
S字結腸の様子。
大腸内部のほとんどが癌で埋まっている。
術後摘出された癌。
5㎝×3.5㎝の癌。

病理所見。
大腸外への侵襲はまったくない。
この患者さんの場合、大腸外部への侵襲が皆無だったので、
外科的に癌を摘出しただけの治療で完了しました。
抗がん剤などの治療は一切ありませんでした。
現在も鍼治療を続けていますが、
癌もアトピー性皮膚炎も完治しています。
この患者さんの場合も手の少陽を調える鍼治療が中心でした。
Q
A
お便りありがとうございます。
精神的なご病気なんですね。大変なご苦労かと思います。
ご質問にお答えしていきたいと思います。
先ず「気」ですがこれは「ものを形つくるはたらき」です。
形あるものは全て気が凝縮してうまれます。
ものの最初は水素原子ですね。
水素原子は電子1個と陽子1個でできています。
電子はそのままで素粒子ですが、陽子は素粒子3個でできています。
つまり水素原子は4個の素粒子で出来ています。
つまり4個の素粒子がある瞬間にひとつになって水素原子ができました。
気が凝縮してその瞬間に水素原子ができたのです。
次に水素が2個ひとつになってヘリウム原子がうまれましたが、この時も気の凝縮がありました。
ただし水素がうまれた時よりすこし次元の高い気の凝縮がおきたのです。
つぎにヘリウム原子が・・・・
という具合に次々に次元の高い気の凝縮がおこって
宇宙に様々な原子がうまれたのです。
私たちも原子でできています。
原子は分子をつくっています。
分子が様々なものを形成して細胞をつくっています。
その細胞が約40兆個集まって私たちができていますが、ただの細胞の集合体ではありません。
なぜなら私たちは気の流れを体に閉じ込めているからです。
あなたはご両親の精子と卵子からうまれた受精卵です。
あなたという気が凝縮してあなたの受精卵がうまれたのです。
受精卵は分裂を始め、やがて形が形成されていきます。
すると細胞のかたまりに気の流れが生じます。
この気の流れがあなたの体と心をつくります。
体ができあがると出産です。
そして今のあなたに成長しました。
細胞活動は気の流れが原動力になっています。
この細胞活動が臓器や器官その他を形作っています。
そして多くの臓器や器官があなたを生かすというただ1つの目的に向かって活動しています。
あなたを生かすというただひとつの目的、それがあなたの気なのです。
あなたという気があなた自身であり、その気の流れがあなたが生きる原理なのです。
これは宗教でも夢想でもありません。
気の流れの異常を元に戻すと症状は消えていきます。
やがて病気も治ります。
これは事実です。
手遅れでなければ、気の流れを元に戻すと多くの症状は消えて病気は治っていきます。
精神的な病気も同じです。
心と体は一体です。
心だけが病んでいるとか、体だけが病んでいるということはありません。
心の動きは気の流れに影響します。
体を維持する生活習慣も気の流れに影響します。
環境も気の流れに影響します。
気の流れを調えることは健康の基本です。
異常になった気の流れを調えることは治病の基本です。
簡単にお話ししましたが、分からない点はまたご質問いただければと思います。
Q
A
年齢が書かれていないので分かりませんが、
老人性膝関節炎と言われたということなのでご高齢でしょうか。
おそらく気が増えすぎて氾濫状態ではないでしょうか。
足の人差し指から膝、大腿前面、鼠径部、腹、胸、喉、目の下
という感じで流れています。

だからこの流れがおかしくなると膝に様々な症状がおこります。
膝以外にも 喉が弱かったり、胸に何か症状が出たり、
(例えば乳腺炎、乳がん、など)
お腹が出たり、足の付け根が痛くなったり、いろいろあります。
ご相談の膝の痛みですが
この流れを元に戻せば膝は良くなっていきます。
もし変形などしていても真っすぐに戻ります。
Q
Q
Q
Q
Q
Q
A
ご相談メールありがとうございます。
指の痛みと変形ですね。
中指というお話しですね。
手の中指には手厥陰(てけついん)という気の流れが通っています。
おそらくこの流れが氾濫しているのだと思われます。
気の流れは主に12本ありますから手厥陰だけの問題ではないかと思いますが
この症状の主な原因は厥陰のトラブルだと思います。
実際に12本の気の状態を診なければ断定できませんが、
手厥陰を調えながら他の流れの様子を診て行けば解消するでしょう。
手厥陰の流れは下図のようになっています。
参考になさってください。
この流れを見ると
手のひら~肘~腋窩を通っていますから
手のひらの熱感・違和感・多汗
肘の痛み・変形
腋窩の多汗
赤ら顔
胸の違和感・痛み・動悸
等の症状も起きる可能性があります。
