私たちは茅ヶ崎でアトピー性皮膚炎などのたくさんの皮膚病患者を鍼治療で治してきました。
それは院長である私自身が全身の皮膚病で苦しんでいたのがきっかけです。
何をしても、どんな病院へ行っても、治りませんでした。
全身の皮膚をウジ虫が這いずり回るような違和感と不快感、気が狂いそうなかゆみ、私は本当に自殺を考えていたのです。
そして最後に出会ったこの鍼治療に助けられたのです。
なぜ皮膚病を治せないのか。
それは皮膚を治そうとするからです。
皮膚病だから皮膚が悪いと考えるところが間違いなのです。
体の中から湧き上がってくる熱感、かゆみ、不快感。
衝動的に皮膚を掻きむしり破ける皮膚、ジュクジュクした液。
しかしこれらは体の深部から湧いてきているのです。
本当に悪いのはその深部です。
私を自殺から救ってくれた鍼。
この鍼の技術は、今からおよそ3500年前に著された「素問・霊枢」という医書に基づくものです。
ここでは人を自然現象の一つとして捉えています。
そして人の心身が12本の気の流れで形成・維持されていることを解明しています。
人の生きる原動力が気の流れであることを証明しているのです。
その気の流れの異常が様々な症状となって現れていること、その異常を正常に戻すことで治せること、それを一つの医学体系として完成させていること、それが「素問・霊枢」医学なのです。
私たちが究極の医学と呼ぶ医学です。
気は生命の元です。
熱気です。
気の流れの異常によって皮膚に異常な熱気が溜まってしまったのが皮膚病です。
この熱を取り除いてあげると皮膚は自然に元に戻っていきます。
私はこの治療に出会って元の皮膚を取り戻しました。
皮膚病に苦しんでいる方には一度この技術を体験していただきたいと心から願います。