Sさんメールありがとうございます。
治療の最初の頃、結構詳しく食べ物と病気の関係をご説明しましたが、現代栄養学や医学とは概念が違い過ぎるので分からなくなる方が多いんです。それは仕方がないことです。
食べ物と気の関係のお話しでした。
私たちは受精卵としてこの世に生まれた瞬間に自分の気が凝縮したのですが、この最初の気は自分の寿命を決定する気です。
元気とか先天の気などと呼ばれます。寿命ですから生まれた瞬間から減り続けます。
この気を助けるのが後天の気で、食べ物の気です。
食物はすべて生き物なので個々の気を持っています。
そして食べ物それぞれの気が私たちのどの気の流れに入っていくかが分かっています。
例えばお肉ですが 鶏肉、羊肉、牛肉、馬肉、豚肉 などについてどの気の流れに入っていくか分かっています。
気の流れの名前が難しく感じられるかもしれませんね。
鶏肉の気は足厥陰と足少陽という気の流れに入ります。
羊肉の気は手少陰と手太陽という気の流れに入ります。
以下同様です。
見ていただきたいのは、肉の種類によってその気が入る流れが違うということです。
気の流れが違うということはそれぞれの肉が養う物が違うということです。
また気の流れは臓腑と深く結びついているので、それぞれの肉が関係する臓腑も違うということです。
| 鶏肉 |
羊肉 |
牛肉 |
馬肉 |
豚肉 |
| 筋 |
血液 |
肉 |
肌 |
骨 |
| 肝臓 |
心臓 |
膵臓 |
肺臓 |
腎臓 |
鶏肉はスジ、羊肉は血液、牛肉は肉、馬肉は肌、豚肉は骨 を養ってくれます。
そして
鶏肉はスジ・肝臓の症状(こり・硬直など)と深く関係します。
同様に
羊肉は血液・心臓(血圧など)と、
牛肉は肉の症状(むくみ・肥満など)と、
馬肉は肌・肺の症状と、
豚肉は骨・腎臓の症状と深く関係するのです。
肉だけでなく野菜、果物、その他食べ物の気と私たちの気の流れは密接に結びついているのです。
こうした食べ物の気が私たちの元気・先天の気を支えてくれています。
気の流れは私たちの生命活動の原動力なので食べ物によって私たちの心と体は変わっていきます。
性格や癖、病気や症状も変わります。
偏食は気の流れに変動を起こしますので、病気の元になるのです。
体の病気も心の不調も同様です。
だから治療の際には食事についてのお話しもするのです。
Sさんの鼻炎では足厥陰や足少陽の気が氾濫していたので、
鶏肉や卵は食べないようにアドバイスしたのです。