中学生ころから毎月の月経で激痛に苦しんできました。
出血量も半端なくて、1枚のナプキンが1時間もたず、とても運動なんてできませんでした。
誰でも少なからず、痛みと出血の問題を抱えていると思っていたのです。
それがある日、藤田先生に出会って、話をして、自分が普通ではないことを知りました。
翌日から治療を始めました。3年前のことです。
週に1回の治療をしながら、先生から食事の指導も受けました。
私の体のどこが悪いのかも教えてくれました。
「貴方は足厥陰という気の流れが氾濫しているのです」と、先生は言いました。
写真は先生のテキストです。
私たちの心や身体は12本の「気の流れ」で出来ているのだといいます。
そのうちの足厥陰という流れが氾濫しているので、気を減らして元の流れに戻すのが治療だということでした。
その流れだけでなく、他の流れにも異常なものがあるので、身体全体を治していきましょう、と言われました。
治療を始めて最初に気が付いたことは、時々あった頭痛がなくなったことです。
次は花粉症がまったく出なくなりました。
そして10か月ぐらいたった頃、月経痛が軽くなりました。いつもは1日に3~4回飲んでいた鎮痛薬が1回になったのです。
出血量も1時間もたなかったナプキンが、2~3時間もつようになったのです。
さらに1年後ぐらいになると、薬はまったく使用しなくなり、ナプキンも一番出血が多いときでも3時間ぐらいもつようになりました。
Q
A
ご相談ありがとうございます。
足腰のトラブルは生活の質に関わりますので大変ですね。
問題の坐骨神経痛ですが、おそらく足太陽という「気の流れ」に異変があると思われます。
もちろん1本の「気の流れ」だけの問題とは考えられませんが、それは実際にお会いして診させていただかないと何とも言えません。
さて足太陽という「気の流れ」ですが、写真のように背骨(緑色の線)の両脇に流れている2本の黒い線です。
背中からお尻、太ももからふくらはぎなど体の後背部を流れています。
ですから、この流れに異変があると、背中、腰、お尻、太ももの後ろ、ふくらはぎ、などに症状が出るのです。
この「気の流れ」が氾濫していると考えられます。
治療は、氾濫している気を減らして元の穏やかな状態に戻すことです。
治療時間は、1回90分ほどです。
何回の治療で改善するかは、診てみないと何ともいえませんが、坐骨神経痛以外の症状も消えていきますので、全身の改善という治療になっていくと思います。
Q
A
ちゃんとした量を食べているはずなのにもっと食べたくて仕方がない、満腹感や満足感が感じられない、という状態ですね。
それは精神的な問題ではありませんから不安に思う必要はありません。ちゃんとした病気の症状です。
足陽明という気の流れの異常です。ですからこの気の異常を元に戻せば治ります。
一般的には確かにこのようなケースは摂食障害と呼んで精神疾患の一つのように思われていますが、全く問題ありません。
「胃は野原」という例えもあるように、胃には際限のないキャパがあり、これが胃の特徴でもあります。胃がつかさどっているのが足陽明という気の流れです。この胃の気の流れが氾濫している状態です。ですから気を減らす治療をしていけば自然と治ります。あなたの心の問題でも自制心の問題でも人格の問題でもありません。ただ、足陽明という気の流れがそういう状態になってしまっているだけです。
補足ですが、足陽明以外に足太陰という気の流れも同時に氾濫を起こしていると、ただ食欲が増すだけでなく、特に甘いものが食べたくて仕方がなくなります。人によってはアイスクリームを洗面器一杯食べても気がすみません。ケーキをワンホール全部食べてもだめです。大福を何十個も食べたりします。足陽明と足太陰が悪くなるとその様な状態になってしまうのです。病気の症状の一つです。精神疾患ではありません。また、精神疾患として治そうとしても治りません。気を操作して元に戻せば自然と治っていきます。
Q
A
ご相談ありがとうございます。そうですね、お一人で悩んでしまうととてもつらい毎日だと思います。私の所では、治療の基本はもちろん鍼治療ですが、生活習慣のアドバイスもかなり徹底しております。「不妊に生活習慣?」と思われるかもしれませんが、とても重要な問題なのです。
それは、ただ妊娠すれば良いというものでなく、健康な赤ちゃんを産めるようにするためです。
先ず妊娠に至らない大きな原因を脈診で探ります。私たちの心身は主に12本の気の流れで形成・維持されています。どの気の流れの異変が問題で妊娠しないのか、そこを治していかなければなりません。これが実際の鍼治療の目的となります。
そしてもう一つは生活習慣の見直しです。悪い気の流れを見つけられればその流れを助けるような生活習慣をしていかねばなりません。
不妊で多くの場合問題となるのは足厥陰(あしけついん)という気の流れの異変です。この気の流れが氾濫している場合が多いのです。鍼治療でこの氾濫した気を減らしていきます。一方で気を増やさない食事をしていただき、気を減らすような運動をしていただくのです。治療と生活習慣の改善で治療効果を倍増させるようなことです。これまでの治療経験ではこの方法で、病気を持たないとても健康な赤ちゃんが多く誕生しています。
Q
A
もちろんご相談歓迎です。何となく不調とか、もっとすっきりしたいとか、生活を見直したいとか、そういう方には私の鍼治療はとても喜んでいただけると思います。
何故なら未病を治せる治療だからです。人の心身は主に12本の気の流れで形成・維持されています。この気の流れが異変を起こすと私たちの心身に様々な症状が現れるのです。
異変が小さい内は些細な症状が出たり消えたりしています。症状が出ているとはちょっと分かりません。これが未病です。しかし気の流れの異変が大きくなってしまうと症状は固定されて不快なもの、つらいものに移っていきます。
私の治療では12本の気の流れを診て正常な流れに戻していきます。小さな気の流れの異変も見つけて治します。つまり小さな心身の異変も治せるのです。未病も治せるということです。病気ではないけど、ちょっと気になる。もっと身体をメンテナンスしたい。という方には最適だと思うのです。
また治療と並行して生活習慣のアドバイスも進めていきますから、気持ちも前向きに楽しく治療を続けていけます。
Q
Q
Q
A
1回の治療は、1時間30分ぐらいです。
Q
A
両ひじ、両ひざを出せるような服装を準備してください(Tシャツと短パンなど)。
治療を始めると多量の汗などが出ることがありますので、着替えも準備されるといいかもしれません。
また、手足から湿気が出ることもありますので、タオルを1枚お持ちになると安心です。
Q
A
原則的には体表のツボへ鍼を刺入します。鍼は髪の毛ぐらいの細さです。
Q
A
一般的な鍼は筋肉対象です。痛みやこりを取ることを目標にしています。ところが私たちが実践している鍼は人の心身を自然現象の一つと考え全体を一つと捉えて治していく鍼です。
身体には主に12本の気の流れがあります。病気とはこの気の流れの異常です。
気の流れにはツボという気の出入り口があります。気が出入りする点で、体表から気を操作できる唯一の部分です。
操作するために使う道具が鍼です。鍼を使って気を操作して身体を治してゆく、それがさくらガーデンの治療です。筋肉対応の鍼ではありません。
治療の姿勢は座位です。ツボに鍼を刺入すると少なからず衝撃が全身にひびきます。それを丹田で受け止めることで治療効果をアップさせられます。そのために座位での治療が最適なのです。横たえた姿勢では丹田に気を入れることはできないからです。